インディキャンプ

使ってみて良かったキャンプ・登山ギア、登って楽しい山やキャンプ場を紹介します

藤野駅から青根キャンプ場へ!徒歩キャンプ&芸術の道ハイキング!

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こんにちは。コーディです。

今回は...

「東京から近郊で徒歩キャンプできるところを探している」

「温泉も入ることができたらうれしい!」 

こういった方に向けてお伝えしていきます。 

 

 

1.旅の概要・アクセス

 
今回、私が体験してきたのは、山の登頂を目指すのではなく、
藤野駅→青根キャンプ場を目指してキャンプ用品をザックに詰めて歩く
一泊二日の徒歩キャンプを行ってまいりました。
 
時間でいうと約5時間。距離にして約15㎞...となかなか大変な旅でしたが。
アートあり、川あり、橋あり、トンネルあり、滝あり...と、
見所がたくさんある楽しい旅になったので紹介していきたいと思います。

 

2.藤野駅→芸術の道

今回は徒歩キャンプなので、ザックにキャンプ用品を詰めて歩きます。

目指せULキャンプ!800g台!

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...あれ?1150g?ULの道はまだまだ遠いようです...

  

気を取り直して。まずはスタート地点の藤野駅へ向かいます。

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ここ藤野では、街全体でアートな街づくり活動を行っているようです。

地域一帯の所々に野外彫刻(アート作品)が展示しています。その数なんと29点。

 

徒歩キャンプにアート鑑賞もできたら面白いなぁ...

なんて思いまして、今回コースの一部に組み込んでみることにしました。

 

駅を降りてすぐ隣にある「ふじのね」

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ここはお土産や雑貨の他、周辺の観光マップなどを手に入れることができます。
 
ここで「芸術の道」ハイキングマップを手に入れておきましょう(※写真左)

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作品の場所や説明が載っているので、関心も深まることでしょう。

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(見づらいですが弁天橋から左回りで進み、12・13・14あたりの右下の遊漁園方面に抜けるルートで行きます) 
 
詳しいマップはコチラにも↓

藤野園芸ランド遊歩道 /芸術の道 | 藤野観光協会 

 
 
それでは出発です!
 
...と意気込んだところ面白いものをいきなり発見。
 

「緑のラブレター」

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なんと向こう側の山にラブレターが見えるではないですか。

自然の素晴らしさ・環境の大切さをメッセージ(ラブレター)にして山が抱いて表現しているそうです。なかなかのインパクト!
 
こんな感じで街に作品が点在します。
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進んでいくと橋の手前で...発見!

「カナダ雁」

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"雁"と書いて"がん"と呼びます。

山と湖に恵まれた藤野に、故郷カナダを感じている雁の様子らしいです。壮大な話や...

 

橋を渡ります。

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先日の大雨の影響か大分濁ってましたね、川。

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ところどころに芸術の道の案内看板もありました。マップを手にできなかった方は参考に!

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看板を左に曲がり、坂を少しずつ登っていきます。

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また何か見えてきました!

「雨」

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雨雲が大地に雨が降らせる情景を表しているようです。

それを窓から眺めている様子。天の恵みを表した作品だそう。

これ今回の中でもお気に入りの作品でした。

 

歩いて数十秒で次の作品が見えてきました!

「空を持つ柱」

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ステンレス板で作られている塔。

陽光が反射し、板と板の間を風が通り過ぎることで自然と共鳴する空間を作った...というちょっと難しい作品。

 

ちょっと歩くとまたまた次の作品!いいペースだ!

「芽軸」

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この鉄の塊は、ユリの花が発芽する瞬間のすさまじいエネルギーを表しているそう。

日光を求めて少し南側に傾いている...というちょっと可愛らしい?作品です。

 

進みます...道路が妙に濡れていて雨かな?

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っと思ったのですが、どうやら山の水が道路まで流れてきているようです。

これのおかげで涼しく歩く事ができました。快適!

 

7月末の時期だったのですが、いろんなところで何度もこの花も出会いました。

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大きくて綺麗な花ですよね。名前なんて言ったかなぁ...

 

だんだん山の奥に入ってきました。

 

ところで...さっきから何か視線を感じます...

周りを見渡しても何もいないのですが...?

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...??

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あっ!

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山に目がある...!こっち見てる...!

 

実はこれも作品の一つです。笑

「山の目」

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”見慣れた山が突如目を覚まし、変貌する下界にメッセージを送る”

...別に怖い意味じゃないみたいです。笑

四季によって山容も変わるので、いろんな姿の目が見れそうです。一番好きな作品!

 

ここからまた作品の連続です!

「庵」

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人の生活の歴史と、過ぎ去った時間を建物で表現した作品。

見る角度によって姿が変わる、見ごたえのある作品でした。

 

「FLORA・FAULA」

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巨大な昆虫のような作品。田舎の静かな空間に動的な刺激が加わります。

これ夜に見かけたら相当、不気味そう...笑

 

また、作品の近くにはこんな綺麗な芝が!

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ここにテント張りたいなぁ...なんて思いましたが。

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ワナアリ...罠あり!こわッ!

 

てくてく進んでいくと...久しぶりの自動販売機を発見!

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疲れたので少し休憩です!

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現代ハイポーション

これでだいぶ元気になれます!

 

それにしても、山の目はいろんな所から見てきます。

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おぞましいや...

 

そんなこんなで、今回のルートでの最後の作品です。

「羅典薔薇」

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"自然との共鳴があり光の投影がある"

常に連続的な変化の知性を秘めた作品だそう...うむ、わからん。

 

作品の裏には、葛原神社へ登る階段があります

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せっかくなので旅の完走を祈ってお参りしてきました。

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※見逃しましたが神社の近くに作品3点とトイレがあったそう。やらかした〜

 

神社から元の町に戻り、再び進みます。

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この看板が見えたら、芸術の道は一旦終了。

ここからはコースを外れてまっすぐ山を越えながらキャンプ場へ向かいます。

(ちなみに7作品も見逃しました。笑)

 

3.芸術の道→キャンプ場まで

前半戦

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実はここまでで、コース全体の1/3程度。
ここからが本番ですが、早くも11kgが効いてきて肩痛いし。
しっかりと軽量化失敗を体感できました...
 
進みます。

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舗装された道を歩きますが、山奥感あり。

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熊が出るんじゃないかとドキドキしながら、念のため熊鈴をつけて歩きます。
 
山からの水が凄いです。

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またしても道路にあちらこちらから流れてきます。
渓谷っぽい景色も!

川の流れの勢いが凄かった!

 
しばらく特徴のない、のどかな道を歩く事になります。
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後半戦

むっ...あれ...無人販売所!

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野菜がめちゃめちゃ安い!
こういった地元のものを買うことができるのも徒歩キャンの楽しみの一つ!

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トマト買っちゃいました!なんと100円!夜が楽しみです。
 
ちょっとした村?を進み...ここを左に曲がります。

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するとこんな所に雰囲気のある橋が!
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手すりの上には苔がびっしり!

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コロナを落ち通たら苔の山、屋久島にも行ってみたいものです。
どんどん山奥に入っていきます。
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途中「峰山」の情報地図が!コースの横にそびえる低山です。

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最初は峰山も登るつもりでしたが、時間と体力の関係で今回は割愛してしまいました。
 
川の横を歩くルートで進んでいきます。
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せせらぎが気持ちいい!

 
先日で大雨で土砂崩れした道も...
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恐ろしさも感じながら注意して進みます。

 
...にしても気持ちいい川横コース。

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ところどころで地元の奥入瀬渓流を何となく感じます。
こりゃ穴場ですな...
 
川横を抜けると...急にパラパラと降ってきました!
エバニュー「SL76g」の傘が大活躍します! 

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軽いうえにペンケース並みにコンパクトになるので全く荷物になりません。ほんとオススメ!

進んでいくと...
 
お地蔵様!なむ...

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なんだか不気味なトンネルが見えてきました...

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これは怖すぎる...

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トンネル内に照明が一切ありませんでした。
よく分かりませんが、絶対に後ろを振り向かないよう進みました。
 
トンネルを抜けたら駆け足っ!

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藤野キャンプ場サイレントリバー

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閉業してしまっているよう...そんな所も多いですね。
 
そんなこんなで...
ようやく見えてきました!青根キャンプ場!

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嬉しくなって、つい駆け足!

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※注意 写真の道から行くと受付に行けません。受付に繋がる橋が崩落していました。ひぇ...
 
という訳で一度道を戻り、迂回する為、ダム前を通ります。
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今度こそ到着です...!

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キャンプ場は「青根緑の休暇村」内にあります。
 
それにしても長かった...
距離にして約15㎞、時間が約5時間。
11kgの荷物を背負ってくるのはなかなかハードでした。反省...
 
でも...待望のキャンプ!楽しむぞ!
 

4.青根キャンプ場でくつろぐ

青根キャンプ場は、100組以上のキャパがあるフリーサイトのキャンプ場です!
川沿いですが林間サイトや小高い丘サイト等、サイトの種類が多いのも特徴。
 
まずは受付を済ませ...

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様々なサイトを吟味しながら、くつろげそうなところを探したところ...

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正面に山の景色と川の音を楽しめる、小高い丘の最奥サイトを選びました!

プライベート感あり!

 

大変疲れたので設営の前にまずは...

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かんぱーい!!!
至福のひと時です...!!
 
足も疲れたので登山靴を脱いでサンダルに履き替えちゃいます...!

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コロンビアの「クスコピアサンダル」
これが、まぁ快適なんです。

一服したところでようやく設営です!

 

テントはDesert Walker「ティピーテント」

蚊帳とテントが一体型のシングルウォール。680gとかなり軽量なテントです。

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天気悪めですが、しばしくつろぎます...

 

ところで青根キャンプ場、なんと温泉が併設しているんです!

その名も「いやしの湯」

名前の通りめちゃめちゃ癒されました...ハイク後の温泉は極上の気持ちよさ...

 

温泉内のお食事処でもう一杯!とお蕎麦!

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幸せすぎます!ソロキャンだから何しても良いのだ!笑

 

再びサイトに戻って、焚き火でまったり...

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ハイキングの途中で手に入れたトマトも美味しく頂いちゃいます。 

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(調味料一切持ってこなかったからそのまま15個パクリ...)

 

電子キャンドルランタン「エムパワード」もいい雰囲気を醸し出してくれます。

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揺らめく光に心癒されます...

この日はほぼ完ソロのようで、静かにゆっくり過ごせました。

 

次の日...

 

青根キャンプのチェックアウトは10:00。

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ギリギリまでくつろいで急いで撤収!


後ろ髪を引かれながらキャンプ場を去るのでした。

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帰りはキャンプから徒歩20分程のところにある、

青根公民館前バス停から、バスに乗ってラクして帰ります...

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「青根公民館前」→「津久井高校前」乗り換えて「東野」→「橋本駅

※バスの本数が少ないので事前に要確認です!

 

これにて今回の徒歩キャンプは終了!!

あっという間の旅だったぜ!

 

5.まとめ

徒歩キャンプ&芸術の道ハイキングをまとめると...
 
・芸術の道で屋外アートを楽しめる
・川沿いや橋、トンネルなど変化に富んだ道
・青根キャンプ場はサイトが豊富かつフリーサイト
・キャンプ場には温泉も併設
・15kmの旅。荷物重量に注意

 

至れり尽くせりな徒歩キャンプ旅でした。

次はもっと重量を減らして挑みます!笑